2020.01.27

またまた新免許?!その名も「トラックAT限定免許」

おはようございます!
本日も元気に稼働中です♪

今日は雨になりました。氷雨でしとしと降り続いていますが
これ雪なら積もりますね。今晩が角度の高い雪予報なので
油断はできませんが。。

さて国がドライバーの負担軽減、深刻な人手不足の対策として
いろいろ使えるものからへんてこなものまで策を講じてくれていますが
さらなるアイディアが出てきました。

トラックのオートマ(正確にはセミオートマシステム)の受注率が
伸びて浸透していることから乗用車同様にすべての種類の
トラックにもAT限定免許の検討をしているとのこと。
トランスポートジャコ
法令が決まれば当然普通車のように免許費用も安くなることが予想され
普通車のように今後はAT限定のトラック免許保有者が若手を中心に
増えてくるでしょうし、現に普通免許で乗れる軽貨物トラックでは
AT車が常用生産ラインに乗っており、MT車は受注生産で納期が
ATに比べ倍以上にかかります。

若手をドライバーとして新規雇用する場合には今後これが
大きな分かれ目になりますね。ATトラックの車両購入まで考えた
雇用を考えないとあっという間に取り残されてしまいます。

ATトラックは今までチカラがない、故障率が高い、というのが常識でしたが
各メーカーは改善に次ぐ改善ですでに大型トラックではATの比率が上回っています。
当然そのノウハウは4トンや3トンに活かされ軽貨物トラック市場の流れを
受け継ぐものだと推測しています。

ヲタク的な話をすると、トラックATは普通車のトルクコンバーターによるATではなく
マニュアルトランスミッションをコンピューター制御で変速するシステムです。
一般的には、ATではなく、AMT呼ばれている場合が多いですね。

一番のメリットは、AT変速だとドライバーによる運転ムラがなくなり燃費が大幅に改善される点。
詳しく書くと長くなるので割愛し、それぞれの呼び方を書いておきますので
ご興味ある方は各サイトでどうぞ・・

日野自動車は「プロシフト」
いすゞ自動車は「スムーサー」
三菱ふそうは、「イノマット」
いすゞがボルボと業務提携を発表し
ボルボが保有するUDトラック(旧日産ディーゼル)を子会社化しますが
UDトラックは「エスコット」



ドライバーに常識であったマニュアルのトラックが風化するのも時間の問題ですね。